秋合宿2日目のメインプログラムは「遊覧船」
……というのは、実は合宿3週間前に決まりました。
夏休み前のミーティングで行先が伊豆になることは決まったので宿泊先は早めに予約をしていたのですが、2泊3日の日中のプログラムはどうするのか、ということはふんわりとしか決まっていませんでした。
貸し切りバスではなく特急踊り子号を利用することは決まっていたため、公共交通機関のみしか移動手段が無いことから日中の行先は限られており、スタッフとしては「こんなプログラムになるだろうな」とある程度想定し、事前に下見も夏休み中に済ませていました。
そんななか夏休み明けのミーティングで「合宿のプログラムを確定させよう!」となったところ、スタッフが事前に想定していて夏休み前には話題にも挙がっていた「大室山」「シャボテン動物公園」などの伊豆高原の観光地には夏休みが明けたら興味が無くなってしまったようで却下に。
もう一つの候補だった伊東マリンタウンからの遊覧船に決まりました。
夏休み前にも遊覧船という案は出ていたのですが「船は酔うから嫌だ!!」の意見が多くて行かないと思ったのに……。予想が外れました。
そんな過程で決まった遊覧船は、船底の客室には窓がついていて魚が泳いでいる様子が見えたり、1階のデッキからはカモメに餌やりができたりと、あっという間の45分の乗船でした。
特にカモメへの餌やりはみんなかなり楽しそうな様子で、餌を海に投げるとカモメやトンビが見事にそれを拾って食べることから、船内で売られている餌をみんなこぞって買って投げていました。
運よく波がかなり穏やかだったこと、みんなカモメへの餌やりに夢中になっていたこともあってか、船酔いになった人もおらず、スタッフとしても一安心でした。
合宿最終日、3日目のプログラムは熱川バナナワニ園に行きました。
様々な種類のワニを中心とした動物と、バナナを含めた多種多様な種類の植物が生育されている熱川バナナワニ園。
口を開けて寝ているワニの口の中をまじまじと見たり、透明な天井の上にいるワニを見たり、思ったよりも大きかったマナティを見たりと、楽しそうに過ごしていました。
植物園のゾーンではここまでの疲れもあってかあまり興味なさそうなメンバーもいたのですが、ポケモンのデザインのもとになった食虫植物や、ポケモンに出てくる木の実を見つけた際は盛り上がっていました。
この日も暑かったのですが、園の職員の方のご厚意で特別に冷房の効いた会議室で昼食をとらせていただきました。
大変助かりました。ありがとうございました。
こうして大きな事故・怪我なく、帰りも特急踊り子号で東京駅に到着、無事解散することができました。
子どもたちからは「冬はどこに行こうか」という話も早速出ており、活動の盛り上がりが楽しみです。