2025年9月23日(火・祝)に児童精神科医の関正樹先生をお呼びし、「不登校とゲームと、とまどう大人たち~児童精神科医が語る、子どもの居場所の守り方~」と称した講演会を行いました。
本イベントは(公財)新宿区勤労者・仕事支援センター若年者等就労支援事業助成事業の助成を受け、参加費無料で開催いたしました。

不登校の子を持つ保護者や、SSWなど不登校の児童生徒にかかわる関係者など合計49名にお集まりいただき、会場の新宿アレーズはキャパシティギリギリとなるほどの大盛況でした。

特に印象に残ったお話は「ご家庭内では子どもと対話できる関係を維持すること」という内容です。
不登校のお子さんは学校という居場所を失い、学校に行けなくなった/行かなくなったという後ろめたさから家庭での居場所も失いかけており、そのような状況でゲームやSNSといった居場所を大人が制限してしまうと、より家庭に居づらくなったり、対話できる関係を維持できなくなってしまったりしてしまいます。
結果として、よりゲームに固執したり、隠れてSNSを行い知らない人と会ってしまったりと、リスクが上がってしまう、というお話でした。

また、質疑応答でもあった「ゲーム、YouTubeの時間制限はどこまで行うべきか、許容すべきか」というテーマには、「ゲームやYouTubeを制限しても、結局は勉強をやるわけではない。ゲームを1時間減らしても勉強の時間は2分しか増えなかった、という研究結果もある。その子にとって他にやりたいことが無い場合は、無理に制限をかけても結局ボーっとしているだけになりがち」「ゲームを減らす試みはあまり成功しない、ゲーム以外の楽しい余暇活動と出会うことでゲームから徐々に離れていくことが多いが、釣りやスポーツ、キャンプなどを大人からやらされても、本人たちはなかなか興味はわかない。余暇はあまり役に立たないようなことのほうが、結果としては役に立つことが多いと思う」といったお話がありました。

私たちスタッフもフリースクールの日常でゲーム交流などを通じてかかわったり、見守ったりしていますが、子どもたちがゲーム中にエキサイトして発言が荒れてしまう様子はちょくちょく見かけます。
「そんな状況のときに声をかけるのはできるだけ避け、後で落ち着いたときに改めて声をかけた方がいい」「怒っているときは中々ゲームに勝てない。冷静なときのほうがゲームに勝てる、ということに気づいてもらうことが大切」ということもお話しいただき、スタッフ一同改めて学ばせていただきました。

このような講演会のイベントを開催したのはフリースクール新宿アレーズとしては初めてでしたが、多くの学び、気付きを得ることができた一日となりました。
今後も機会があれば講演会やシンポジウムといったイベントを開催したいと考えています。
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