
3月20日(木・祝)に「アレーズ祭」と称し、企画あり、音楽発表あり、卒業式イベントありと、盛りだくさんのイベントとなりました。
来場者の人数はなんと70名以上!
想定の倍近い数に集まっていただき、スペースぎっちぎちの盛り上がりの中で行いました。
その様子をたくさんの写真とともにレポートします。

最初の企画は「無茶ぶりオークション」
画像は生成AIで作成しました。
毎週月曜日に行っているミーティングで「アレーズ祭でどんな企画やりたい?」という議題になったところ、小学生のメンバーがこの企画を提案してくれました。
YouTubeで見て、みんなともやってみたいと思ったそうです。
「30秒以内に○○を何回出来ますか?」などのお題に対してオークション形式で回数を募っていき、競り落とした人が申告した回数に挑戦する、というこの企画。この日は「首都を何か所言える?」「あーーーーって息継ぎせず何秒言い続けられる?」「反復横跳び何回出来る?」「タイピング何文字打てる?」など、多種多様なお題に挑戦しました。


次の企画は「クイズ」
この時間では中学生のメンバーがYouTubeで見つけた「粘土からどんなポケモンができるかクイズ」をやったり、フリースクールメンバーが2024年度の新宿アレーズに来た日数トップ10を当てるクイズなどが行われました。


クイズの次は「動画発表」
合唱が好きなメンバーが自分で複数のパートを歌い上げ、編集も自分で行ったものを2曲発表してくれました。
曲名は『あなたへ』と『大切なもの』。どちらも素晴らしく、会場は拍手喝采に包まれました。
もう一つは高校生のメンバーが自分で作ったゲームを他のメンバーがゲーム実況をするという合作でした。
「ドラクエあるあるRPG」という作品で、知っている人はくすっと笑えるネタ満載でした。



ここからは音楽発表の時間に。
音楽発表の前半は毎月行っているボイストレーニング講座から生まれた合唱グループの発表のほか、小学生によるギター弾き語り、高校生のドラムとスタッフピアノのセッションがありました。
小学生の見事な歌声とギターにはどよめきも。
ギターは11月ごろから急に「弾いてみたい」とスタッフに教えてもらいながら始めてからあっというまに上達し、まさか3月にはステージ発表をすることになるとは思いもよりませんでした。
「やりたい」をエネルギーにしたときの吸収の速さはスタッフも改めて学ばせてもらいました。



音楽発表の後半はバンド2組が登場。
どちらのバンドも楽器はスタッフ以外全員初心者、練習を始めて3か月弱というメンバーも多い中でしたが、見事な演奏を披露してくれました。
スタッフに教えてもらったり、この音楽発表に向けて開催されたドラム講座にきちんと毎回出たり、朝来たらとりあえずピアノの練習から始めたり、家でじっくり練習したり……。
そんな練習の過程はもちろん、そもそも「ステージに立とう」「楽器を練習してみよう」と思い立つまでの経緯も知っているスタッフとしては感動もひとしおでした。
よく勇気をだして最後までチャレンジしたと思います。
--------------------------------------------
音楽の部は一旦ここで一区切り。
続いて学校では卒業式にあたる「旅立ち式」を行いました。
旅立つ人ひとりひとりへ送る言葉がかけられたのち、旅立つ人それぞれから一人一言いただきました。
前へ出て話すということはハードルが高いことではありますが、それぞれ自分の言葉で丁寧に話してくれました。
会場の雰囲気がとてもあたたかく、素晴らしい旅立ち式になりました。

最後のプログラムはギター弾き語りによる『さくら(独唱)』
事前のミーティングにて「旅立ち式の最後に歌いたい!」という本人たっての希望で実現しました。
さらに本人からは「最後のサビはみんなで歌おう」という提案もあり、最後は会場全員で『さくら(独唱)』を歌い上げました。

終わった後は集合写真
晴れやかな表情から、ちょっと疲れた表情まで様々いることがアレーズ祭の盛り上がりを伝えられているのではと思います。
みんな、おつかれさま。
~新宿アレーズを旅立つ人へ~
4月以降もたまには遊びに来てくださいね。
いろいろお話聞かせてください。
旅立ちおめでとう!
新宿アレーズスタッフ一同